ブラック企業への入社を避けるために必要な知識

エンジニアに限った話ではありませんが、ブラック企業へ入社してしまわないように気をつけることは大事です。ブラック企業で働くと心身ともに追い詰められやすく、そこから抜け出すのに苦労することも珍しくはありません。

入社自体を避けるのが理想なので、ブラック企業の特徴について知っておくことは欠かせません。
ブラック企業の代表的な特徴は長時間労働や残業、休日出勤の常態化で、社員がまるで休めずに疲弊するというのはよくある話です。

IT業界は人手不足の傾向があるため、納期間際に忙しくなることは多いもものの、ブラック企業に入社すると忙しいというレベルを超えた働き方を強いられる恐れがあります。

このような働き方のせいでブラック企業は人材が定着しにくく、多数の求人広告を出して人材を集めようとするのがブラック企業がよく用いる手段です。
業界全体で人手不足の傾向がある以上、求人広告をよく見かけるからブラック企業と断定するのは早計ですが、大量採用をアピールしているようなところには注意しないといけません。

日本には同じ会社に長く勤めるのがよいという価値観が存在するため、ブラック企業に入社してしまった場合であっても、すぐに退職すると後々の転職活動で不利になる可能性があります。
しかし、理由を話せば理解を示してもらえるケースも多いので、ブラック企業に入社してしまった場合はすぐに転職活動を始めるのも手です。

転職先を決めてから退職するのが理想ではあるものの、転職先を決めるのが難しいほどに心身が疲れ果てているのならすぐに退職してもよいでしょう。